- 2006-08-03 (木) 0:20
- まーしゃのひとりごと
さて、先週「首都高バトル」のXBox360版が発売されてから1週間が経ちました。
「首都高バトル」シリーズは、スーパーファミコン時代から、歴代ハードで発売されていましたが残念ながらXboxの発売はされる事はなく、一番オンライン対戦に近いハードだったと思いつつ、結局オンライン対戦が実現したのは、今ひとつの評判だったPC版のみとなっていました。
夜の首都高の再現度についてはシリーズ毎のノウハウ蓄積とハードウェアの進歩もあって、今回もものすごい無駄に緻密な再現度となっており、ゲーム中有明付近を通ると思わず顔がにやけるほどです。
サーキットを走るレースゲーで「グランツーリスモ」が頂点であるように首都高レースゲーでは、これがエンペラーだ!(うぉっ、ジャンルせまっ!)
そんな訳で、まーしゃ的にXbox360版で一番期待していたところ「オンライン対戦要素」でした。(ここが過去形なところで先の展開を察してみよう)
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既に何周と無く走ったこの道だが、いつも新鮮に感じさせてくれる魅力がある、そう、それが俺たちの首都高(サーキット)…。
今日は、やけに混んでるな…さすがXbox、標準でネットワーク機能を搭載した機種だけのことはある、路上にはライバルを求めるプレイヤーの車でもうちょっとで渋滞と言えるくらいの車が連なってるぜ…。
そこで友人からのメールが…いや、XboxだしXboxLiveによるボイスチャットだな。
『今どの辺?今日はどの辺で狩る走る?』…バトルのお誘いだ。
「OK、もうすぐ辰巳PAだからその辺で待ち合わせようか」
そんな時、後ろの車からパッシングがっ!どうやらこの俺様に…、この「品川の初心者」(初期通り名じゃねぇか)にバトルを申し込んで来たヤツがいるようだ。
「うぁっ、ちょっwwwww、まっwwwww、今、バトル申し込まれたwwwww」
『おくwwwww、がんがれwwwww、PAで待ってる』
俺は対戦の申し入れを承諾し、コントローラーを握る手に力を込める…いけぇ!俺のRX-8(どノーマル)
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…とかいうのを求めてたんだよ!長年!
すいません…長くなりましたが、全部まーしゃの妄想です。(ぉ
いや、、「オフラインモード」については不満無いです。
実際、CPUとのバトルは(かなり妄想度高いですが…特にオンラインにプレイヤーがいっぱいというとこな)上記の雰囲気を感じさせつつ、Xbox360版ということで、絵的にもゲーム内容的にも、もう言うこと無いですね。(車種が少ないってとこはあるんだけど)
なんですけど、ちょっとオンライン対戦の要素が淡泊すぎます。
まず、対戦相手とはオンライン対戦格ゲーであるような、「対戦条件を提示してマッチング」…という具合、もちろん自分で条件を設定することも可能ではあります。
こうした対戦相手を見つけるインターフェースについては、全くひねりがないものになってます。
まぁ、大抵オンライン対戦ものってのはあまりこの辺に凝ったものは多くないものですが、もう少し工夫が欲しいですね。
実際、知人と対戦する分にはいいんですが、この味気なさから長く続かない…って点もあると思うんですよ。
本来、オンライン対戦が可能というところについては、長く遊び続けられる要素が詰まってると思うんですが…。
「首都高バトル」から辻デュエル風の要素を取り除くと、単なるえらいコーナーの少ない単調なコース、しかもネットワーク対戦モードでは障害となる一般車両も走っていない為、ほとんどマシンパワーが勝負を分けるでけというものになりがちなんですよね。
そりゃ、技術的に考えると先の妄想のようなMMORPGみたいなものを実現するのは難しいのかもしれませんけど、首都高バトルのおもしろさってのは、「首都高の忠実な再現」以外にもあるんじゃないのか?と考えてるファンは多いと思うんですよ。
…という訳で、今回はレビューにはなってない感想をちょこっと書いてみました。
オフラインのゲームとしては、従来からのファンとっては良作だと思います、あまり新要素が入っていないところが残念ですけど。
えっ?首都高バトルをやるの初めて?…じゃあ、PS2辺りのベスト版からやってみると良いんじゃないかな?
レースゲームとしてはかなり人を選ぶと思います、このシリーズは…。
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