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今日のCUTA:2011/11/20(SONY HMZ-T1・視聴編)

先日の外観編に引き続き、今回はHMZ-T1の使用感についてまとめてみました。

まずHMZ-T1のHMDとしての表示について一言で表すならば、謳い文句である「映画館の客席(中央付近)からスクリーンを眺めているかの様」という表現がこの上なく的確であると確信しています。

初めてレンズ部分を覗いた時は「そんな大画面ってわけじゃないな」と思いますが、しばらくして目が慣れてくると「ああ、映画館っぽいていうのはこういうことか」と実感できると思います。そのリアルな臨場感は、そのうち画面下の黒い部分(映画館で言う座席部分)にひょっこり席を立つ人の幻覚が見えてきそうなくらいです…いや、マジで。(病院行け)

昔のHMD(まーしゃが持っていたEye-Trek)は2メートルくらい先に60インチ程度の大画面を体感できるというもので、家電量販店でも50インチクラスが当たり前となっている昨今から考えるとそれほどでもないのですが、当時はリーズナブルに大画面を手に入れられると飛びついたものです。(その後プロジェクタの低価格化の時も飛びついたわけだけど)

当時のHMDは確かにほぼ目の前に大画面を感じられるのですが、その不思議な感覚(違和感)の割には数分もすると慣れてしまうのか、実際はそれほど大画面を感じるほどでもなかったんですよねぇ…その割に結構疲れるというw。(効果には個人差があります)

今回のHMZ-T1の場合、前述の通り映画館のスクリーンを観ているかの感覚が非常に自然に広い画面を捉えることができ、良い意味でも悪い意味(後述)でも画面の隅から隅を眺めるのに広さを体感できるのが本製品を使用した一番の驚きでした。

購入してから一週間いろんなコンテンツを視聴してみた感想をまとめてみました。

視聴スタイルについて

目の前の殆どを覆う形状のためHMDとしてはかなり優秀な遮光率、目の下付近の隙間を付属のライトシールドで覆うとほぼ光を遮断できます…が、ここまでくるとこの一手が割とめんどくさいです。(無くしそうだし)

隙間からの光は画面を見てるとそれほど気になりませんし、気合の入ったコンテンツを見る時はプロジェクタ視聴のように部屋を暗くする方がより一層入り込めると思います。

ひとつ…これはHMD全般に言えるのですが、当たり前ですがHMDを装着しちゃうと画面以外なにも見えません。装着した後、あれ?PS3のコントローラどこだっけ?みたいなことになると、ニュータイプ的に所在を察知できない方は一度HMDを外さないといけません。

Eye-Trekみたいなメガネ型はなんの言っても隙間から結構周りを見れたのですが、HMZ-T1は見ての通りガチでナニも見えないので脇においたポテトチップスの袋を見つけるのにも苦労したり、もし今テロリストが部屋に入ってきたら…と心配になる人の気持ちもわかります。(外してたらどうにかなるのか)

まぁ、この辺はより未来的なガジェットで解決してくれることに期待しましょうかね。

3D動画コンテンツ

最初に試聴したのは3D映像コンテンツを試してみたいということで「Baby Princess3Dぱらだいす0 (AA)」です。

いや、本当は祝福のカンパネラとか勧められたんですけど手に入れる時間がなかったのと、来週にはにっちさんのところにも届くらしいので、おっぱいの飛び出し具合についてはお任せしようかなと思った次第。

これ以前のまーしゃの3D視聴環境は23インチの3D対応液晶ディスプレイ三菱のこれ)でした。
あきらかにおまけ的な3D表示レベルのモノなので比較するには適切ではないと思いますが、立体視するための視野角が広くないこともあって視聴中終始今ちゃんと立体で見れてるのか気になってしょうがなかったです。ただでさえベビプリはこの娘は何歳だっけ?アウトかなセーフかな?と忙しかったのにね。

仕組み的にクロストーク(二重像)が発生しない点、どうせ3Dメガネかけるくらいなら毒皿でHMDかぶっちゃえYO!など含めて3Dコンテンツの視聴という点で考えれば、本製品が現時点で3D視聴に最もふさわしい視聴手段のひとつと言っていいですね。

3Dゲーム

撮影した画面はドライバーズビューじゃないね…

レースゲームと立体視のアプローチは実現方法はともかく今回試したリッジレーサー7 (AA)グランツーリスモ 5ともにドライバーズビューでの臨場感については想像していた立体映像ゲームのイメージに近く、コーナリング時に近づくライバルカーとの車間距離感は今までにない感覚ですね。

広い画面はゲーム内でかなりリアルな視界を再現しており、画面全体を把握するのは困難になります。運転に集中していると画面端の計器類やデータを見るのは難しいので、ガチでタイムアタックに挑むのには向いてないですね。

GT5の方のフォトトラベルモード、これは好みのローケーションを選び仮想的空間内でマイカーを思う様撮影できるという、クルマ好きで撮影好きという大変限られた層へ向けた遊び方なのですが…これは3Dに最適なコンテンツと言えるかもしれません。

なんと言っても車の周りをぐるりと眺めながら撮影ポイントを探すこの一体感は感動的ですね。これでボンネットやドアを開けるとかのアクションまでできると一昔前に思い描いたバーチャルリアリティ(死後)な世界そのままという感じです。(褒めてんの?これ)

2D映像コンテンツ

3Dの立体視聴機能ばかりが取り上げられがちですが(まぁ、当然ですが)、前述したとおりHMD自体がとても優秀な表示機能を有しているため2D映像でもそれは遺憾なくその魅力を発揮してくれます。

正直なところ現状ではまだ魅力的な3D映像コンテンツが少ないため(個人的見解)、どうしてもそれのみを目的としてこの製品に触れた場合、一発屋的なイメージを拭えないというか、端的に言うと飽きが早いと思います。

そういう意味でこのHMDとしての価値に意味を見いだせるかが評価の分かれ際、大画面最高!という想いが強い人は手に入れて絶対損はないアイテムと言えるでしょう。

ライブ映像の感覚は2D表現ながら得も言われる一体感

映画も何本か視聴して見ましたが物珍しさでかけてみたライブ映像けいおん!! ライブイベント ~Come with Me!!~(AA)には会場の広さを肌で感じられるほど一番驚かされました。

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